奈良のはなし

宗教芸術

2018.03.14
宗教芸術二月堂にて神名帳の作法を聴聞。堂内に一度入ると、練行衆の低い喉声、堂内の軋む床音、仄暗い灯明、明らかな異空間に圧倒的な宗教的空間の芸術性を感じる。格子から祈る私共は宛ら隠れキリシタンの様。

参勤交代

2018.03.13
参勤交代車庫証明の手続きの不毛さがとてつもない。ネットでカードも作れるこの時代に提出と受取で二回も警察に出向かないといけないこと。(さながら参勤交代)車庫配置図の寸法ルールが細かくアドリブで記載を要求されること。(事前にルールに基付き描き上げることもかなりの難易度であるし、アドリブで描くことも絵心の無い方は不可能に近い)大家さんに記載して頂いた証明書の日付を提出日に直しなさいという指摘があり、その訂正には大家さんの訂正印が必要だということ。極めつけはこの手の不毛さを指摘され続けているだろう窓口の女性の無感情な対応の不親切さ。いち会社でここまでのことがあったら、経営状態はかなり危ういだろう。公的機関は、民間人にありがたがれる存在であって欲しいと思う。働くとは”傍を楽にする”ということ。

春告鳥

2018.03.11
春告鳥佐保川の桜が芽を付け始め、川には泳ぎだした魚を狙う白鷺や鴨の姿、修二会の季節がやってきた。今朝、今年最初の春告げ鳥の歌声を聞いた。ホーホケキョ、ホケキョ、ホケキョ、ホケキョ、ホケキョ。春はもうすぐそこまで来ている。