diary / 日記
光源のLED化が進み、調光率の改善、高演色は当たり前、色温度も白熱灯に近しいものになってきました。しかし今回の入院生活で白熱灯のみの生活を送り、白熱の持つ<熱(温度)>にLEDには無い魅力があることが分かってきました。光と熱は起源を共にする物理現象です。LEDはジャンクション温度を下げるために背面への熱伝導効率を高めた器具設計になっています。このため光線放射方向への熱量は白熱や炎に比べ低いものとなっています。業界内ではそれも性能とし評価されますが、心理影響も含めた光の役割としては熱はやはり欠かせないものなのかもしれません。身体に対して明るさと比例して熱を感じさせてくれることが重要な作用であることを感じています。太陽や炎に<熱(温度)>が無かったらどうでしょう?何だか気持ち悪くはないですか?