diary / 日記

人が感じていくもの

2017.10.26
人が感じていくもの新聞にはいつも”AI・IOTの文字”が載り、目にする度、私は憂鬱や不安を感じます。それは産業や職能の衰退とかそういう類のモノではなく、照明の仕事を通じて常に感じてきた灯という原始的情緒まで飲み込んでいく資本主義の恐ろしさに似ています。情緒や解析しきれない美意識、また人と人の間に起きる歪や奇跡、そういうものは時代を超えて人が生み出し感じて行くものである筈です。写真はルイスカーン・トレントンバスハウスのトップライトのスケッチ。