diary / 日記

シーリングアッパー

2014.10.14
シーリングアッパー

白い天井とマリオンを生かしたシーリングアッパーライトは、空間の広がりを作り出すホワイエ空間の常套照明手法である。私は駆け出しの頃、シーリングアッパーは天井の輝度均整度が高く、一様に綺麗に照らしあげられているべきだと思っていた。写真は<虎ノ門ヒルズ>。有機的な天井形態に合わせ局所的なアンビエントライトを採用している。メンテナンスや納まり、形態に対する光の作り方、総合的に効果的なシーリングアッパーなっている。当然のことながら光は空間の固有性に導かれたものであるべきだと感じた。