diary / 日記

鉄道のひかり

2015.09.21
鉄道のひかり

香港のmetroの各駅は光の扱いがうまい。駅それぞれで固有なデザインとなっているが、トラフタイプの器具をインダイレクト手法で用いているものが多く、サイン計画や天井の形態・色彩計画とうまく融合している。色温度も3000K~5000Kまで様々の固有性があり、照明の雰囲気でそこが何駅かわかるほどだ。日本のホーム照明は安心・安全・省エネの観点ばかりで、重要視すべきである公共の場での光の扱いがよくないことを痛感する。移動の場をもっと艶やかにしていきたい。