diary / 日記

アドべ

2014.01.21
アドべ

アトラス山脈を越える道程で出会ったアドべを用いた住居です。アドべは日本では馴染みの無い言葉ですが、世界的にみると広い範囲で用いられている有用な天然建材です。耐久性が強く、熱の吸収性に優れ、建物内部は涼しいままに保たれるため、暑くて乾いた気候に適しています。風土的なものの成立ちは必然であり、現代の”思考”が前提となっているデザインスキームに重要な気づきを与えてくれます。