建築のはなし
神勝寺 禅と庭のミュージアム<洸庭>。名和晃平氏の作品。仄暗い波に浮かぶ船がモチーフとされている崇高な建築。
藤森照信 建築の寺務所。氏の建築は個性的であるのだがどうして風景に溶け込むのだろうか。
芸術的であっても工業的であることが殆どになってしまった現代建築で希少な手でつくる表現が出来ているからではないか。
アップライトは1.8Mの吊下高さで6Mのピッチである。斑なアップライトは天井と柱のR形状を上手に強調している。
有機的な天井の間にはポリカの複層板が用いられ、机上面均整度の高い空間を実現している。