diary / 日記とお知らせ

釜に見えるが、中央に水抜き穴が開いていて、大湯屋内でかけ湯方式で使用されたとされる。外面には鋳物師草部による銘文が刻まれる。1197年造。

東大寺大湯屋が一般公開された。普段は裏参道から眺めるのみの大湯屋だが、内部は高さがあり各所の格子は形状が異なり、通気性の良い建築となっている。公開は7月末日まで。

妻と友人と大仏蛍へ。満月のあかりが少し邪魔に感じるくらい浮遊する蛍の光は弱く儚く、魅力的でした。多くの蛍が飛び込んでくるパノラマは東大寺が大切にしてきた自然との共生が生んだ風景です。これからもかくある場所を大切に。