建築のはなし
堀部安嗣氏展。建築の居場所。こころが反応する建築やアートを正直に表現し探求していくことはとても難しい。職能として正しいことと心が正しいことは一致しないケースが多い。極めて真っすぐで極めて希少な存在。堀部さんの姿勢はとても恰好良く、私にとって眩しい氏は決して眩しくない建築をつくり続ける。
恵比寿駅のホームへ上がる時、上部にふと複数のレースウェイが見える。こうした下地構造が持つ無心は時に美しさを纏うことがある。
みんぱくのエントランス。アルミルーバーと白色蛍光灯。マルチルーバーと電球色ダウンライト。綺麗じゃないけど素敵。儀礼的文様を感じるね。