光のはなし

燈火の祭時2

2017.08.12
燈火の祭時2お盆は奈良で一番燈火が似合う時。私達が扱う光という素材は、機能や表現を超えて、祈りや魂と繋がっていきます。いつの時も人々の心には燈火が宿ります。

燈火の祭時1

2017.08.11
燈火の祭時1東大寺南大門はその門に一体何人の人を通して来たのでしょう。種に染まっていた門も今は茶色に朽ち果てている。きっとこの世の中の幾つもの諸行無常を見てきたことでしょう。

夜のメトロポリタン

2017.08.06
夜のメトロポリタンメトロポリタンの包み込む様な表裏一体の構造形状は、その空間の中心位置に発光体があると、とてつもなく大きな半セードの様な役割を果たします。縦の洞窟は屋上まで繋がり、横の洞窟は反対の表層まで繋がっているため、光が途中で途切れることなく、内面の光はひたすらにきれいなグラデーションを作ります。この建築に合った美しい光の表現でした。