日常のはなし

不思議が無いという不思議

2017.04.02
不思議が無いという不思議学生時代共に作品を作っていた男がいます。彼の職業は画家。彼の作品は10年の間に変化していると思う。その変化は僕の中では全く違和感がない。離れているのに見ているものが違うはずなのに彼も変わっているはずなのに、彼の作品の変化は全く違和感がない。共に過ごした時間が彼の根を理解する時間だったのだろう。きっと僕の変化も彼には理解出来ると思う。写真は雪の東大寺大湯屋。

価値観が構築されるという事

2017.04.02
価値観が構築されるという事会った事も無いのに、文や作品を見て思想や視点が共感出来る人がいる。原風景や育った環境が似ているのだろうか。人が持つ価値観の種に関心がある。写真は二月堂手水鉢の上部に見える龍。

1か月

2017.03.30
1か月ある現場に缶詰になった1か月。正に空間を作るというのはこういう事。納材だろうが工事だろうが、少しずつ目の前のものを整えていく。人の手とは、人の時間であり、人の行為である。大変だったねと皆は言うが、そんな事は全く感じない。この1か月は貴重で当たり前の1か月。写真は合間に訪れたMOAの展示室。