日常のはなし

生活の狭間

2015.06.21
生活の狭間

生活の狭間にできた小さな路が好きです。こういったトンネルの様な細い路地の向こうには光が奥から湧き出てくる情景があります。この現象はサバンナ効果と言われ、一般的な人の心理としても好む傾向にあるようです。ヨーロッパやアジアの旧市街では目にする事が多いですが、建物が繋がっていることの少ない日本ではあまり見かけることは出来ないかもしれません。写真は建物密度が高い、京都祇園回りの<石堀小路>のものです。

鳥の巣

2015.06.21
鳥の巣

嵐山のギャラリー李朝さんでぎっしりと並んだ可愛らしい燕の子供達に出会いました。大きさからするともう少しで巣立つ頃ですね。巣の下の照明器具はLEDスポットライト。きっと40℃くらいの心地よい温度なのでしょう。ハロゲンランプのスポットライトではこうはいきません。LED照明が普及した今、きっと他にもどこかでこの様な姿が見られることでしょう。

風のかたち

2015.06.15
風のかたち

森美術館で開催中のシンプルなかたち展。今回は光のインスタレーションをされるオラファー・エリアソンやアンソニー・マッコールの作品が目的で見に行ってきました。2名の光のインスタレーションは勿論素晴らしい作品でしたし、円空、仙厓、ブラッサイなど私の好きな作品も多く展示され大変贅沢な展示会でした。とりわけ、大巻伸嗣さんのLiminal Air Space-Timeという風を表現したインスタレーションは、非常に面白い作品でした。風のかたちを見ることができました。