建築のはなし

ザハ・ハディット

2015.09.16
ザハ・ハディット

香港理工大学ジョッキー・クラブ・イノベーション・タワーを見学する事が出来た。ザハの建築を見学するのはヴィトラ社、ローマ21世紀美術館に続いて3つ目となった。私がどれにも共通して感じたのは、コンクリートの特性を生かし、形態の傾きとボリュームを計算しつくしていることだった。事の真相はわからないが、コンセプチュアルなコンクリート建築の設計となればやはりザハと言う事になると思う。ザハの競技場を見てみたかった。

森の群生

2015.08.13
森の群生

みんなの森、ぎふメディアコスモスの一枚。以前仕事で訪れた際はまだ仮囲い中で、念願叶っての視察となりました。図書館は、本棚や照明器具が群生の様に固まりながらも心地よく散りばめられ、森のような空間です。木漏れ日から光が差し込むかの様に昼光をコントロールしているきのこ状の傘は、群の象徴としてそれぞれの場を包み込んでいます。魅力的な公共空間は、人や地域を大きく成長させる力になると思います。

オスカー・ニーマイヤー

2015.08.08
オスカー・ニーマイヤー

オスカー・ニーマイヤーは、アルバロ・シザと並び、学生時代から大変好きなラテン建築家です。ランドスケープ規模で展開されるのびやかな建築は、私の中の南米のイメージである、、、自然・自由・太陽などを感じさせてくれます。8年程前に訪れたルアーブルの芸術センターは、寒く、寂しく、静かであったことを思い出します。やはりニーマイヤーの建築には、太陽・自然・のびやかなスケール感が必然であるということだと解釈しました。やはり大好きなラテン系建築化です。