diary / 日記とお知らせ

石元康博

2017.05.01
石元康博高知県立美術館、石元康博・コレクション展へ。アーツアンドクラフツ運動の最後の輝き『グリーンアンドグリーン』の住宅建築写真に出会うことが出来ました。日本の古建築を想像する様な木組みのディテールやジェフリーバワの建築にも似た庭の取り込み方など、今まで知らなかった建築ですが、非常に上質なものに出会うことが出来ました。

高知駅

2017.05.01
高知駅坂本龍馬は薩長を結ぼうと奔走していた時、グラバーから何が欲しいと聞かれたのですが、その時龍馬はなんちゃいらんきと言って答えたらしい。時代を変える人や何かを成しえる時は少なからず『贈与』の精神が必要だということでしょう。『対価』だけではその先に進まなくなってしまうからでしょう。やっぱり龍馬は格好いいですね。写真は内藤廣氏設計、高知駅。

牧野富太郎記念館

2017.05.01
牧野富太郎記念館社会学や思想論を勉強していくと大きなものが見えてくる。例えば、現在の労働と賃金の考え方はたかだか150年くらいの仕組みなのです。労働の根本は生産であり消費ではない。私たちが行っている労働は時間や労働力を消費しているのではなく、何かを生産しているということです。そこには職種によって異なりますが何等かの贈与があるはずで、それを意識できれば労働に対しての考え方は大きく変わってきます。その時個人も周囲も大きく飛躍していきます。写真は内藤廣氏設計、牧野富太郎記念館。