diary / 日記とお知らせ

竹林寺納骨堂

2017.05.01
竹林寺納骨堂念願の竹林寺納骨堂へ。私の好きな建築はそこで流れる時間を大切にできるものが多い。竹林寺自体がとても空気の澄んだお寺で素敵だったのだけれど、納骨堂近辺は時を刻む音との密接を強く感じました。水盤の音や鳥の鳴き声。堂内を歩く自身の足音。納骨堂は五感と時が絡み合う場所だったんだなぁと思いました。礼拝堂もそうですね。祈りと空間の関係性はキリスト教も仏教も同じ。目を閉じて感じたくなる空間。

プルーメン

2017.04.30
プルーメン中沢新一氏は、色々と同時多発的に発生した物事を同時に処理していく能力を『頭が丈夫』と表現している。大人になるにつれて、一つのことに集中できる時間は減っていくのでこの『頭が丈夫』という能力は非常に重要になってくる気がします。記憶力と記憶を引き出す能力や好奇心がキーになってきそうですが、私はつくづく丈夫では無いなぁと思い少し凹んでしまいました。ジョギングを続けている様に、これから頭の鍛え方を見つけていきたいと思います。高松のホテルで、プルーメンのランプを発見。

ユダヤ的知性

2017.04.30
ユダヤ的知性ユダヤ人にはノーベル賞受賞者が多いし、現在のグローバル資本主義社会の根幹を作り上げた人達にはユダヤ系の人が多い。日本人は辺境に存在しているので、アイデンティテの中に常に先進のものをキャッチアップして、研鑽していく思考があるが、ユダヤ的知性では人は常にブレイクスルーを行い、革新的であることが当然である様です。どちらが良いということでは無く、自分たちの民族の思考特性や他民族の思考特性を知ることは柔らかさを生み出すと思うのです。写真は藤本壮介氏、直島パビリオンとスポットライトボックス。