光のはなし
世界の経済特区では、ある時間で光の演出を行うことが多い。富と華やぎの象徴である。写真はシンガポール、マリーナベイサンズのライトタイム。
ロームシアター京都に出来た岡崎蔦谷書店の夜。改修の光は既存建築の表象デザインを読み取り見事に融合すると、建築の持つ過去の時間をよみがえらせることができる。光は素材に伝わり風土を焙り出すことができる道具である。
モチーフのサイズやボリュームが多様である植物園では、ライティングコンセプトを体現できる装置や仕組みにより、フレキシブルだが明快にライティングをコントロールすることが重要となる。写真はユニバーサルジョイントからなる低植栽用のスポットボラードライト。(Gardens By The Bay)