日常のはなし
西九条のシネヌーブォにて<だれも知らない建築の話><もしも建築が話せたら>を観ました。<だれも知らない建築の話>では、現代日本建築だけではなく、経済至上主義に染まってしまったものづくり全般への危機感に強く共感しました。<もしも建築が話せたら>では、普段建築を探訪する際には思うことの無い視座で描かれており、未踏のオスロオペラハウスやポンピドゥーへの新しい発見がありました。必見です。
陶芸の森にて行われましたトークショー<海を超える時の「陶芸」の姿>に行って来ました。芸術や美術における表現から市場に至るもの視座の持ち方について、
世界的に活躍される村上隆さん、奈良美智さんの解釈を非常に分かり易くお話頂きました。個のバックグラウンドやメンタリティを踏まえたそれぞれのエコサイクル(持続的な職能人としての生き方)は、これからの日本におけるキーワードになりそうな多様性や社会性のある自己探求という面で大変参考になりました。
奈良から信楽に向かう途中の和束近辺にある<白い橋>。やっと車がすれ違うことが出来るくらいの細い橋だが、その佇まいにいつも魅了される。私にとっては、信楽と奈良を結ぶ重要な場にあるシンボリックな橋でもある。白の橋、、、ぜひとも仄かなあかりでライトアップしたいと胸躍る。