日常のはなし
大涅槃図 海北友賢筆。鯛、うなぎ、タツノオトシゴ、獏、象、鯨、ムカデ、ゲジゲジ、バッタ、、、、、実在から空想の生物が描かれるさまざまは仏を荘厳する<かざり>とされている。密度ある引き込まれる絵画である。
夜の動物の気配は不気味である。暗闇から鳴き声や動く音が聞こえ非常に怖い。しかし聴覚が研ぎ澄まされ、気配にとても敏感になる。普段と変わった五感を使うもののみかたは、刺激的で面白い。
注目の写真家辻徹氏の個展を観にgallery yamahonに行って来ました。辻さんの日常をとらえる眼と伊賀の原風景と風化の美しさはとても類似していて、写真の世界がどこまでも続いていく様でした。