
地中美術館へ。ウォルターデマリア、クロードモネ、ジェームスタレル。壮大な作品を壮大な建築が包む。以前訪れた時には気づけなかった建築の緻密さにたくさん気付くことができました。良い建築には何度も訪れてみる。良い本は何度も読み返してみる。そうすることで深まっていく理解や見えてくるものが好きです。

安藤忠雄氏設計の李禹煥美術館。氏の建築はアプローチの精密な設計が特徴ですが、正直今まではあまり好きな設計者ではありませんでした。しかしながら今回の旅で氏の作品は純粋な設計の難易度が求められる建築であることが露わになり、恥ずかしながらスタディしつくされた直線の美しさ、その凄さに圧倒されてしまいました。

三分一博志氏設計の直島・本村地区、直島ホールへ。5年前は未無かった建築で、三分一博志氏の建築も今まで訪れたことが無かったが、ディテールや高さの扱いが非常に気持ちの良い建築でした。コンセプチャルな建築や新素材にチャレンジしている建築、場の魅力を最大限に創造する建築。様々な建築に良さがありますが、こういった紳士的な心地良い建築は照明デザインの創造を掻き立てられるドキドキ感がたまりません。もっとこうしたいなぁというアイディアがどんどん浮かんできます。