光のはなし

毎年冬に開催される奈良の光のイベント＜しあわせ回廊　なら瑠璃絵＞。お年寄りから子供まで楽しめるように、華やかなひかりを多く用いた光のイベントですが、春日大社の参道に、写真の様なテープライトがずっと真っ直ぐに引かれているだけの箇所があります。私はこの潔い光が、なら瑠璃絵で最も好きなひかりです。

写真は１９９０年から始まる世界的に有名な幻想的な光のお祭りの一つである＜台湾ランタンフェスティバル＞です。台湾の桃園というところで、旧正月に行われるそうですが、私は悔しくも未だ行ったことがありません。台湾は比較的行き易い国でもあるので、是非近々に訪れたいところです。夜の中に舞うランタン、、、大層美しい景色に違いありません。

改修工事を終えた「東京都庭園美術館」。ボールド天井とライン状のアンビエントライト＋ダクトスポットライト。意匠的には合理的なシステムだが、これを採用頂ける事が凄いと思う。一般的に議題に上がり易いエネルギー対照度効率が悪いことに引っ張られてしまい、同様の計画をしてもなかなか採用にならない。