建築のはなし
蚊帳や簾、古くから使われる光と気配を透かす事の出来る機能美。
写真は蓮花寺の簾。
21_21 DESIGN SIGHTの土木展を訪問した。土木、文字通り土と木を構成する工事領域で土台となることが多い。その様は力強いくものづくりのヒントがある。
ようやく谷口吉生氏設計の<広島市環境局中工場>を訪ねることができた。床材や壁材の目の扱い、小口の納まり、やはり氏の建築は風化することのない細部の緊張感が凄みだ。風が気持ち良い建築。夜の景色も是非みてみたい。