建築のはなし
村野藤吾氏設計の<世界平和記念聖堂>を訪ねた。世界に誇れる重厚な建築が日本にあることを感じることのできる建築。流れる時を変えてしまう重厚な建築がこれからの日本で出来ていくのか?時代は変わったかもしれないが、軽薄なものづくりの虚無を強く考えさせられた建築だった。
西九条のシネヌーブォにて<だれも知らない建築の話><もしも建築が話せたら>を観ました。<だれも知らない建築の話>では、現代日本建築だけではなく、経済至上主義に染まってしまったものづくり全般への危機感に強く共感しました。<もしも建築が話せたら>では、普段建築を探訪する際には思うことの無い視座で描かれており、未踏のオスロオペラハウスやポンピドゥーへの新しい発見がありました。必見です。
南アジアでよく見られるシャッターの一枚。文様、色、素材の厚み、風化具合、、、非常にそそられる佇まいです。