光のはなし

大きな吊照明

2015.12.13
大きな吊照明

竣工後の対応で訪れた現場には、ロビーに堀木エリ子さんの大きなペンダント照明が設置されていました。吹抜けから吊られていますが、パイプとワイヤーの張り方と取り回し方に苦心したあとが見受けられます。このサイズの照明器具を作る技術もさることながら、運搬や設置などのノウハウも相当なものがあります。

平成知新館2

2015.11.21
平成知新館2

<京都国立博物館平成知新館>の夜の風景。ホワイエ空間への昼光のコントロールのために窓面には拡散効果のあるフィルムが採用されている。フィルムは夜間、逆に室内の光を柔らかな光壁の様にコントロールし、水面への映り込みも手伝って行灯の様な光のスクリーンを構築している。平成知新館では、昼夜全く別の美しい景色を見る事が出来る。

絵画のひかり

2015.11.09
絵画のひかり

江戸名所百人美女や浮世吉原大全などの浮世絵集の中には、当時の光文化が様々表現されている。この絵画には角行灯が描かれているが、他にも丸行灯や掲げ灯、有明行燈など幾種類かの行灯を窺い知ることができる。遊女と行灯のコンビネーションも非常に妖艶で美しい。ちなみに画の右下には喫煙具が描かれているが、遊女たちのなかでは喫煙が流行し、パイプなど喫煙具も華やかな道具のひとつであったよう。