建築のはなし

出雲大社庁の舎(1963年)

2015.11.01
出雲大社庁の舎(1963年)

ずっと気になっていた山陰の名建築を訪れる事が出来ました。本殿と対比的にPCで構築された建築だが、出雲平野一面に広がる稲掛けの形がモチーフとなっている。古代社会を組み立てていた稲作文化のかたち。モダニズムの代表素材と古代形態の融合により、魅惑的な空気を纏っています。矢羽根紋様は、コンクリート装飾表現のさきがけと言われています。

大山

鳥取県のシンボルと言われる大山。古来より日本四名山に数えられたそうだ。平野の中に神格的な山が聳え、まさしく絶景です。写真は山陰の名写真家、植田正治写真美術館からの一枚。この建築は大山と対峙し、拝むための建築でもあります。

夕日の見える美術館

2015.10.31
夕日の見える美術館

ただ、夕日が見えるだけじゃないんです。夕日が迫ってくる。大気がオレンジ一色に染まってしまう。<宍道湖と島根県立美術館>一見の価値ありです。